DS860H デジタル二相ステップドライブ

一、製品概要

1. まとめ

DS860H は、コア インターネット オブ シングス テクノロジー株式会社が発売した、シリアル ポート デバッグ機能を備えた新しいデジタル ハイブリッド ステップ ドライブです。最新の 32 ビット DSP 制御技術を採用し、MODBUS-RTU 標準プロトコル仕様を統合しています。ユーザーは、上位コンピュータのデバッグ ソフトウェアを使用して複数のパラメータを 200 ～ 40000 まで設定でき、製品の実用的な機能が大幅に強化され、ほとんどの場合アプリケーションのニーズを満たすことができます。

DS860H ドライブは、ベクトル制御技術、組み込み差動技術、適応フィルタリング技術を統合したサーボの制御原理を採用しており、ステッピング モーターの性能、低速、中速、高速、低ノイズでの安定した動作を大幅に最適化します。スムーズな純粋なストリング電流ベクトル制御技術により、モーターの発熱が効果的に低減されます。

DS860H ドライブの駆動電圧範囲は AC 20 V ～ 80 V で、外径 57 ～ 110 mm、ピーク電流 7.2 A 未満の 2 相ハイブリッド ステッピング モーターに対応します。

2. 特性

●シリアルポートデバッグ機能付き    

 ● 新しい 32 ビット DSP テクノロジーを搭載

●小型で設置が簡単

● 4線、6線、8線の2相ステッピングモーターを駆動可能  

● -光絶縁差動信号入力

● 内蔵マイクロディテール

●細分化設定範囲は200～40000

● 最大 200KHz のパルス応答周波数 (より高く調整可能)

●電流は0.1～7.2Aの間で任意に設定可能です。

●精密な電流制御によりモーターの発熱を大幅に軽減します。

●過圧、不足圧、過電流などの保護機能を備えています。

●静止時は電流が自動的に半分になります。

3. 応用分野

彫刻機、マーキングマシン、カッター、プロッター、CNC工作機械、自動組立装置など、さまざまな中小規模の自動化機器や機器に適しています。ユーザーは低騒音、高速デバイスの適用効果を期待しています。が特に良いです。

II.電気的、機械的、環境的インジケーター

1. 電気インジケーター

説明する	DS860H
	最小値	代表値	波高値	ユニット
出力	2.4	-	7.2	あ
電源電圧を入力してください	20	60	80	VAC
信号入力電流を制御する	7	10	16	ミリアンペア
ステップインパルス周波数	0	-	200	KHz
絶縁抵抗	50			MΩ

2. 環境とパラメータを使用する

クールダウン法		自然冷却、ファン放熱
サービス環境	機会	粉塵、油霧、腐食性ガス、湿気が多すぎる場所、振動の強い場所、可燃性ガスや導電性粉塵を避けるため、他の暖房器具の隣に設置しないでください。
	温度	0——50℃
	湿度	40～90%RH
	振動する	10～55Hz/0.15mm
温度を保存する		-20℃～65℃

3. 機械設置図

 

図1 取付寸法図（単位：mm）

放熱効果がより良い側面設置の使用をお勧めします。設計と設置サイズの際は、端子のサイズと配線に注意してください。

4. 放熱性を強化

1）ドライブの信頼できる動作温度は通常 50℃ 以内、モーターは 80℃ 以内です。

2）自動半流量モードを選択することをお勧めします。つまり、モーターが停止すると、電流が自動的に半分に減少し、モーターとドライブの熱を軽減します。

3）ドライブを取り付けるときは、側面取り付けを使用し、ドライブの底面に強い空気対流を形成してください。必要に応じて、ドライブの近くにファンを取り付けて空気の対流を形成し、ドライブの熱放散を促進し、ドライブが信頼できる動作温度範囲内で動作するようにします。

Ⅲ．ドライブインターフェースと配線の紹介

1. インターフェースの説明

1) 信号インターフェースの制御

名前	関数
よろしくお願いします+	パルス制御信号: + 5V ～ + 24V で駆動可能、立ち上がりラインが有効で、パルスが発生するたびにモーターがハイからローにステップします。パルス信号に対する確実な応答のために、パルス幅は 2 秒以上である必要があります。
お願い -
ディレクトリ+	方向制御信号: + 5V-+ 24V で駆動可能、ハイ/ローレベル信号。モーターの信頼性の高い方向を確保するために、方向信号は少なくとも 5 秒間パルス信号の前に確立されなければなりません。モーターの初期動作方向は次のとおりです。モーターの配線に関連するものや、相間巻線 (A +、A-交換など) はモーターの初期動作方向を変更する可能性があります。
ディレクトリ-
エナ+	イネーブル制御信号: + 5V ～ + 24V を駆動でき、ハイ / ローレベル信号。モーターの動作を有効または禁止します。ENA + から + 5V および ENA- がローレベルになると、ドライブはモーターの各相の電流を遮断します。ステップパルスが応答しない場合、モータをフリー状態にします。この機能が不要な場合は、イネーブル信号の終了を一時停止することができます。
エナ-

2) 強力な電力インターフェース

名前	関数
AC1	AC入力電源、AC20V～80V（DC30V～110V）
AC2
A+、A-	モーターA相コイル
B+、B-	モーターB相コイル

3) 232 通信インターフェース

DS860H 駆動のシリアル ポート通信インターフェイスは PH2.0-7P 白色端子を採用しており、USB から TTL シリアル ポート変換ツールを介して PC に接続でき、ライブ プラグは禁止されています。PC 側で、顧客が設定できます。上位コンピュータ ソフトウェア インターフェイスに応じて、電流、サブディビジョン、動作モードなどの必要なパラメータが異なります。

端子番号	シンボル	名前	説明する
1	ノースカロライナ州		社内での使用
2	ノースカロライナ州		社内での使用
3	GND	RS232通信	0V
4	ノースカロライナ州		社内での使用
5	ノースカロライナ州		社内での使用
6	テキサス州	RS232送信端子
7	RXD	RS232受信側

▶ 注: DS860H と PC に接続されているケーブルは、損傷を避けるために特別なケーブル (ユーザーの状況に応じてランダムに取り付けられます) として使用する前に確認する必要があります。

4) ステータス表示

緑色の LED は電源インジケーターで、ドライブがオンの場合は LED が点灯し、ドライブがオフの場合は LED が消えます。

赤色の LED は障害インジケータで、ユーザーが障害を解決すると 3 秒間点滅します。赤色の LED は消灯することがよくあります。3 秒以内に点滅する赤色の LED は、次の表に示すように、さまざまな障害情報を表します。

注文番号	点滅回数	赤色LEDの点滅波形	トラブルシューティング
1	1		過電流、交流短絡、接触不良
2	2		過電圧故障（電圧＞AC80V / DC110V）
3	3		不足電圧障害 (電圧
4	5		モーター断線（欠相）

2. 信号インターフェース回路の制御

 

図 2. 入力インターフェース回路

DS860H ドライブの制御信号端には、差動信号、シングルエンドの共陰および共陽インターフェイスに適用できる差動インターフェイス回路が採用されており、強力な抗干渉能力を備えた内蔵高速光電カプラが備わっています。インターフェース回路の概略図を図 2 に示します。

▶ 注: DS860H は 5V ～ 24V のユニバーサル ドライブであるため、直列抵抗は必要ありません。

3. 制御信号のタイミング図

何らかの誤動作や逸脱を避けるために、P LS、DIR、および ENA は、次の図に示すように特定の要件を満たす必要があります。

 

イチジク。3 制御信号のタイミング図

説明文:

1） t1:ENA（イネーブル信号）は、少なくとも 5ms 前に DIR になって High になる必要があります。一般に、ENA+ と ENA- は一時停止できます。

2） t2: DIR の少なくとも初期の PLS が 5 秒に沿って減少し、その状態がハイかローかを決定します。

3） t3:パルス幅は2.5s以上です。

4） t4:Lowレベル幅は2.5s以上です。

4. 信号モード設定を制御する

パルストリガーエッジ選択: パルスアップエッジまたはドロップエッジトリガーは、PC ソフトウェアを通じて設定できます。

5. 接続要件

1）ドライブへの干渉を防ぐため、制御信号シールドケーブルの採用を推奨し、シールド層はアース線と短く接続してください。特別な要件に加えて、制御信号ケーブルのシールド線の一端は接地されます。シールド線の上側の機械の一端は接地され、シールド線の一端は吊り下げられます。同一の機械内でのみ同じ接地、実際の接地線ではない場合、シールド層が接続されていない場合、深刻な干渉が発生する可能性があります。

2）パルスおよび方向信号ラインとモーターラインを並べて巻くことはできません。少なくとも 10cm 離すことが最善です。そうしないと、モーターノイズがパルス方向信号に干渉しやすくなり、モーターの位置が不正確になる可能性があります。システムの不安定性やその他の障害。

3） 1 つの電源が複数のドライブに使用される場合、最初の 1 つの電源に対して 1 つのチェーンへの並列接続は許可されません。

4）ライブアンプラグドライブの強電端子は厳禁です。充電されたモーターが停止しても、コイルには大きな電流が流れます。端子が生きている状態でプラグを抜くと、瞬間的に大きな誘導電位が発生し、ドライブが焼き切れてしまいます。

5）端子に電線頭部を錫メッキすることは禁止されておりません。接触抵抗が大きくなり端子が破損する恐れがあります。

6）偶発的な短絡を防ぐため、配線ヘッドは端子に露出しないでください。

４、ダイヤルアップスイッチ機能の設定

DS860H ドライブは、SW1 ～ SW3 を備えた 8 ビット ダイヤル スイッチを使用して電流を設定します。SW4 はフルまたはハーフフロー ロックです。SW5 ～ SW8 はサブディビジョン設定です。詳細は次のとおりです。

SW1	SW2	SW3	SW4	SW5	SW6	SW7	SW8
現在の設定			セミフロー	サブディビジョン設定

1. 現在の設定

1）動作（動的）電流設定

出力ピーク電流	出力、実効値、および電流	SW1	SW2	SW3	現在の自己設定
2.40	1.71	の上	の上	の上	SW1、SW2、SW3 がすべてオフの場合、必要な電流値は PC ソフトウェアによって最大 7.2A、分解能 0.1A で設定できます。設定なしのデフォルト電流は 7.2A です。
3.08	2.20	オフ	の上	の上
3.77	2.69	の上	オフ	の上
4.45	3.18	オフ	オフ	の上
5.14	3.67	の上	の上	オフ
5.83	4.16	オフ	の上	オフ
6.52	4.65	の上	オフ	オフ
7.20	5.14	オフ	オフ	オフ

2）静的（静的）電流設定

静電流は SW4 ダイヤルスイッチで設定できます。OFF は静電流が動的電流の半分に設定されることを示し、ON は静電流が動的電流と同じになることを示します。通常は SW4 を OFF に設定してください。モーターとドライブの発熱を軽減し、信頼性を向上させます。パルス入力が停止すると、電流は自動的に半分に減少します（または、パーセントロック電気機械流量はホストソフトウェアを通じて独自に設定できます）。

2. 細分化設定

ステップ数/回転数	SW5	SW6	SW7	SW8	セクションの説明
200	の上	の上	の上	の上	SW5、SW6、SW7、および SW8 がすべて OFF 状態の場合、ユーザーは PC ソフトウェアを使用して解像度 1 で 200 ～ 40000 の任意の細分値を設定できます。
400	オフ	の上	の上	の上
800	の上	オフ	の上	の上
1600	オフ	オフ	の上	の上
3200	の上	の上	オフ	の上
6400	オフ	の上	オフ	の上
12800	の上	オフ	オフ	の上
3600	オフ	オフ	オフ	の上
1000	の上	の上	の上	オフ
2000	オフ	の上	の上	オフ
4000	の上	オフ	の上	オフ
5000	オフ	オフ	の上	オフ
8000	の上	の上	オフ	オフ
10000	オフ	の上	オフ	オフ
20000	の上	オフ	オフ	オフ
7200	オフ	オフ	オフ	オフ

５、電源の選択

電源電圧は指定された範囲内であれば正常に動作します。DS860H ドライブは、非安定電圧 DC 電源、またはトランス電圧低減 + ブリッジ整流 + 容量フィルターを使用するのが最適です。ただし、整流された電圧リップル ピークが指定された最大電圧を超えないよう注意する必要があります。ユーザーは、駆動電圧の動作範囲を超えるグリッド変動を避けるために、最大電圧未満の DC 電圧を使用します。

電圧安定スイッチ電源を使用する場合は、スイッチ電源の出力電流範囲を最大に設定する必要があります。

▶次の点に注意してください。

1）プラスとマイナスの電源を逆接続しないように注意してください。

2）不安定なタイプの DC 電源を使用するのが最善です。

3）非安定電圧電源を使用する場合、電源電流出力容量はドライブの設定電流の 60% 以上である必要があります。

4）非安定電圧スイッチ電源を使用する場合、電源の出力電流はドライブの動作電流以上である必要があります。

5）コストを削減するために、2 台または 3 台のドライブで 1 つの電源を共有できますが、十分な電力を確保する必要があります。

六、防御機能

1. 短絡保護

ドライブ内部で交互の短絡とオーバーフローが発生した場合、ドライブの赤色ライトが 1 回点滅し、3 秒周期で繰り返し点滅します。この時点で、障害を取り除き、再度リセットする必要があります。

2. 過電圧バール

入力電圧が AC80V / DC110V を超えると、ドライブの赤色ライトが 3 秒周期で 2 回点滅します。障害を取り除き、再度リセットする必要があります。

3. 不足電圧保護

入力電圧が AC20V / DC30V を下回ると、ドライブの赤色ライトが 3 秒周期で 3 回点滅します。障害を取り除き、再度リセットする必要があります。

4. 位相保護の欠如

電流が初期の場合、モーターが相の場合、ドライバーの赤色ライトが 5 回点滅し、3 秒周期で繰り返し点滅します。この時点で、障害を取り除き、再度リセットする必要があります。

ステッピングモータードライバーのビデオ